かれこれ10年ほど続けさせていただいています。
大阪府岸和田市忠岡のチューリップ保育園さんにて子育て支援事業の『親子ヨガ』
長男妊娠中も、次男妊娠中も続けさせていただき、我が子も連れて一緒にクラスをさせていただいてきました。長い間お世話になっています。
昨年度からは次男も幼稚園に通い出したので、今の相棒はIKEAのパンダちゃんです。
『親子ヨガ』と聞いて、参加してくださるママたちは、どんな気持ちできてくださっているのかなぁ?』
当初は色々と考えを巡らせていました。
親子の時間、一緒にヨガ!なんてとっても理想的。
インターネットやSNSでは、いい感じの写真も多くて、まぁ、ほんと理想的です。
一緒にポーズ(アーサナ)をとってくれたら嬉しいし、映えますかね。
以前は私もそんな理想を追いかけていました。
親子のスキンシップ、親子でにこにこ、親子で運動、親子で・・・
でもね、正直、子どもたち、一緒にはしてくれませんwww
一緒にできるのはせいぜい最初の5分〜10分。
1〜3歳位の子どもたちは、とにかく走りたいし、どこか登りたいし、飽きるし、カバンさわりたくなるし、違うことしたいし、おもんないねん、抱っこして、早く帰ろう!状態ですwww
その中でいかに楽しくクラスをするかってのは、めちゃくちゃ技術が必要だと思います。
もちろんそんななかでも、たくさんのキッズヨガ・親子ヨガの先生方がいらっしゃって、
とっても素敵なクラスをされていることと思います。
上手なクラスというと弊害があるかもしれませんが、親子ともども楽しめるクラスづくりは
難しい。
そんななかで私は、自身の出産、子育てを通じて・・・今のスタイルへと変化していきました。
とりあえず一緒の空間にいてたら、ママがなんか頑張ってたら、
ママが「あぁ、きつー」って言いながら笑ってたら
ママが楽しそうやったら
All OK♡
一緒にやってくれたらラッキー!!
一緒にね、やってくれる子もいるんです。
じゃぁお子さんを抱っこしてやりましょうか!とか言いながらやってみると
「今はそんな気分ちゃうねん!」と抱っこを拒否する子もいるし、全然違うことに集中していて、こっちにきてくれない子もいるし。
そうしてると、「みんなやってるのに、うちの子だけやってくれへん・・・」
「え、今、じゃぁ私、何すればいい?」
状態のママがポツンとしちゃうこともあるんです。
「子どもがどっか行っちゃってるママはこうしましょうか」的な声がけもできるんですけどね
してたんですけどね・・・
今は逆にするようになりました。
そもそも一緒にやってくれたらラッキーなんやからwww
子どもがそばにいて、一緒にやる気、ノリ気やったら、こうしてみましょうかって感じです。
それが親子ヨガなのかはよくわからなくなるんですが、10年で出た今の答えですwww
「子どものための〇〇の時間」
っていうのは大切やと思います。子育て関係のイベントって、ほぼ子ども主体ですもんね。
それも大切なこと。
でも「ママのための〇〇の時間」ってのも同じくらい大切だと思うんです。
更に言うならね・・・
託児付きでママだけが受けられる〇〇講座ってのもいいねんけど、それも集中できるしひとりになれる時間も死守したいところやけど
一緒の空間にいながら、ママがママのために〇〇する時間ってのが、個人的に好き♡
ママが楽しそうな顔してたり、ママがお喋りして笑ってたり、ママが真剣やったり、なんか頑張ってたり・・・
そういう姿や声や音や空気や雰囲気・・・
そこにその空間に一緒にいることが、めっちゃええやん!って思うんです。
そばで泣かれたり、いわゆる「いらんこと」されたり、お友だちをパチンしたり(子どもはわざわざ、お顔をパチンしますよね)ものを取ったり投げたり
色々あるけど、集中できないかもしれないけど、思うようには動けないかもしれないけど
そうやって一緒に過ごすことで、きっと子どもたち、嬉しいと思います。
親子ヨガって言うてるけど、ほぼママヨガになっていく私のクラスですが
アンケートではいつもほぼ皆様
楽しかった!久々に運動できて、体が動かせてよかった!
子どもも楽しそうでした!一緒にできてよかった!
って書いてくださるんです。
ありがたいこと・・・
ママがね、元気で健康で、楽しそうやったら、そして笑顔やったら・・・
それが一番の子どもへの贈り物やと信じています。
怒ったりイライラすることも、不安で心配して泣いちゃうこともあるかもしれないけど
いつも頑張ってる私たちママは、本当にすごい!!
ありがとう♡
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